全仏オープンは11日、雨天により前日に中断となっていた男子シングルス決勝を当地で行い、第2シードのラファエル・
ナダル(スペイン)が世界ランク1位で第1シードのノバク・
ジョコビッチ(セルビア)を6─4、6─3、2─6、7─5で破り、同大会最多となる7回目の優勝を飾りました。
個人的には
ジョコビッチの優勝を予想・応援していましたが、その予想を覆し
ナダルの優勝となりました。フェデラーの予想が当たりましたね(笑)。
4大大会決勝は4連続で
ナダル-
ジョコビッチの組み合わせとなっており、
ナダルは屈辱の4連敗を免れることができました。前記のとおり全仏7回の優勝は全仏最多であり、4大大会の優勝回数も11回で史上4位タイと、名実ともに偉大なプレーヤーになったと言えます。ちなみに4大大会最多優勝は、今回準決勝で
ジョコビッチに敗れたフェデラーの16勝です。なお、今回の大会で
ナダルが落としたセットは決勝の第3セットのわずか1セットのみというのも、驚異的です。
敗れた
ジョコビッチ、43年ぶりの4大大会4連勝と生涯グランドスラムという大きな記録達成を逃しましたが、「
ナダルはこのサーフェスでは史上最高の選手に間違いない。私たちは2人ともまだ若いし、またこうして対戦できることを期待している」と語っており、気持ちの切り替えはできているようです。
現在男子テニスプレーヤーは4強(
ジョコビッチ、
ナダル、フェデラー、マリー)と言われていますが、フェデラーがやや衰えつつあるのか、あるいは
ジョコビッチとナダルのレベルが上がったのかは私には判断がつきかねますが、4強というよりジョコビッチとナダルの2強時代に突入しつつあると思います。
そして、次の4大大会であるウィンブルドンは早くも13日後の6/25から始まります。
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